2016年10月18日(火) 762/1000
<自らを高めよう>
皆さんおはようございます。
「ジタバタしない生き方」 KKロングセラーズ より抜粋 その7
著者:大徳寺大仙院閑栖 尾関宗園氏
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心といったとき、心が純粋、まっさらだということが大事なんです。いま、みんな心の大事さを忘れてしまっている。
金儲けとか、会社の規模を大きくするとか、そんなことばかり考えているけれど、そんなものが邪魔になるのです。
心に汚れのない、生まれたての新しい養いをつけていくのです。
そのために、勉強や仕事があるんです。
これを忘れているから、いまの時代、ややこしいことになっています。
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仕事は生活の糧であることに違いありませんが、もっと本質的なことを考えてみたいです。仕事は元来、辛くて厳しいものです。楽ではありません。だから工夫して貢献するという喜びの中から、自己を創り人間的な成長をする場所であると考えたいわけです。仕事は、単なる金儲けの道具であると考えれば、仕事の質も上がりませんし、これほど虚しいものはありません。
更に仕事の質を上げるためには、勉強が必要であると思うのです。勉強は仕事に関する技術的なこと、国家試験、哲学、歴史、なんでもよいと思いますが、自分を高めていくために、自分の意志で学んでいくということです。お休みの日に、ダラダラするのではなく、少しでも自分を高めるための努力が大切です。
自らを高めていく努力が、仕事の質を高めていくのだと思うのです。