2016年10月6日(木) 750/1000
<失敗から学ぶ>
皆さんおはようございます。
致知10月号(致知出版社)
「劇団四季で学んだ一流プロの心得」
ウィルフォワード所属 人財育成トレーナー 佐藤政樹氏
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「当たり前のことに感謝する」ということ。松下幸之助さんも、「感謝の心が高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」という言葉を残しています。
ではどうしたら感謝の心が高まるのか。それは失敗や逆境、苦しみから逃げずに、乗り越えて、一歩でも成長していく。この一点に尽きるのではないでしょうか。
世の中の成功者は皆、幾度もの失敗を潜りぬけてきた人たちです。失敗しないと感謝の心は磨かれないし、成功もあり得ません。だからこそ、上に立つ人は部下や子供が失敗したら、「よくやった。ナイスチャレンジ。そこから何が学べた?」と言えることが肝要です。
行動と失敗を繰り返す。その先に成功の道が拓けていることをぜひお伝えしておきたいと思います。
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感謝するって、言葉では簡単に言うんですが、どれほどの感謝をしているかと考えると、考え込んでしまうんです。でも、本当に感謝をすれば、何か行動にでると思うんですよ。たとえば、人に優しくされて、とても嬉しかった、感謝した。ということがあれば、その人は人を助けたり、優しい言葉をかけてあげたりしたくなる。そんな感謝の恩返しの行動があってこそ、感謝っていうんじゃないだろうか。そんな気がするんです。
それと、仕事でもチャレンジしている人を見ると嬉しくなりますよね。チャレンジには失敗はつきものだから、失敗すればするほど、嬉しく思えたりするんです。だって、失敗から得られた経験って本当に財産だもんね。逆に失敗していない人は、チャレンジしていないとも言えるよね。だから、いくつになっても社員にチャレンジして失敗して欲しいと思っているんです。
でも、それには勇気がいるから、ちょっと後押ししてあげることが必要だと思っています。失敗から学べるこに感謝しないとね。だって、そういう機会があることは、なかなか無いと思うんです。