2016年9月30日(金) 744/1000
<全て自分が原因なのだ!>
皆さんおはようございます。
致知10月号(致知出版社)
「自らを省みて自ら変わる」より抜粋 その4
志ネットワーク「青年塾」代表 上甲 晃氏
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松下幸之助氏は言いました。
「僕はな、物事が上手くいった時にはいつも皆のおかげだと考えた。上手くいかなかった時はすべて自分に原因があると思っとった」
自ら省みて、自ら変わる。これこそが人生の最高の要諦であることを、我が師・松下幸之助をはじめとする多くの方々の教えを通じ、そしてこれまでの人生を通じて、私は深く実感しています。
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上手くいくと、鼻の頭がぐんぐんと伸びて、雲の上を突き抜けるわけです。そんな時に自分の顔を見ると、実に見苦しい。かつてそのような顔の時があったように思い起こすわけです。
上手くいかないことばかりですけど、それでも、ぐっと堪えていく。負の状態に至った責任は誰かと考えると、これはやはり社長なのです。だから、
社長は、「どうしたらよいだろうか!」と四六時中考えなければならない。そうすると、ふっと気づく時がやってくると思うのです。
そうなると、今まで絡み合っていた問題が、不思議なくらいにほどけてくる瞬間があります。問題の責任を他に転嫁している時には、解決策は見い出せないということだと思うのです。
松下幸之助さんのおっしゃる、「上手くいかなかった時は、すべて自分に原因がある」、
ips細胞でノーベル賞を受賞した山中教授は、「上手くいった時には、『おかげさま』、上手くいかなかった時には、『身から出たサビ』
成功者の松下幸之助さんや山中教授でさえも上手くいかない苦しい時があったからこそ、このようなお言葉を大切にしているのでしょう。