2016年9月23日(金) 737/1000
<全ては社長の責任>
皆さんおはようございます。
「君子を目指せ小人になるな」(致知出版社)より引用 その20
著者:北尾吉孝氏
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君子は怠ることなく勉強を続けなければいけません。
論語には、「命を知らざれば、以て君子たること無きなり」とあります。
自分のなかにどういう素質があり、能力があり、これをどういうふうに開拓して自分をつくっていくか。それを学ぶのが「命を知る」ことであり、「命を立てる」ということなのです。そこがわからないと君子とは言えない。だから君子は学びを続けなければ駄目なのです。
『易経』のなかに、
「天行健(てんこうけん)なり。君子は以て自彊(じきょう)して息(や)まず。地勢坤(ちせいこん)なり。、君子は以て厚徳載物(こうとくさいぶつ)」という言葉があります。これは、私の座右の銘です。
「おてんとうさまは一日も休むことなく健やかに運行している。君子はそれと同じように努力を怠ることなく続けなければいけない。また大地はあらゆる生きとし生けるものを育てている。君子はそれと同じように徳を厚くして、大きな度量であらゆるものを受け入れていかなければいけない」
日々怠ることなく人間学を勉強し、自らを知る努力をし、足らないところを補う努力をし、自らの運命を切り拓いていきなさい、ということです。ここには君子なるための心構えがはっきりと示されています。
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経営者は未来の会社をどのようにしていくかというのを常に考えていかないと、時代に飲み込まれてします。このような裕福な時代がいつまで続くのかと言えば保障はなく、いつなんどき、大不況が起こるとも限らない。
だから経営者は、未来がどのように変わっていくのか、また、会社をどのようにしていくべきかという未来の方向づけをしていくのが重要な仕事である。容易いことではありませんが、何もしなければ会社の延命はできないのだということです。
日常、いろいろな出来事が起こりますが、全ては経営者の責任であると教えられました。
経営コンサルタントの一倉 定先生のお言葉
「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である」
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である」