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一人一秒のプレゼント

2016年08月06日

2016年8月6日(土) 689/1000

<一人一秒のプレゼント>

 

 皆さんおはようございます。

 

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 マサと呼ばれている男の子がいた。マサは右足が不自由でいるも足を引いていた。

だけど体育の授業にもサッカーの練習にも参加するがんばり屋である。

 運動会が近づき、クラス対抗リレーの練習が始まった。そんなある日、マサがしょんぼりして職員室にきて、担任の太田先生に「僕、クラス対抗リレーにはでません」と言う。

黙っているマサを説得して、理由を聞き出すと、マサはクラスの一部の子達が「マサがいる限り僕らのクラスは一等になれっこない」と話しているのを偶然に聞いてしまった。そこで先生に「僕はやめる。僕が走ると負けるから」と言いにきたのだった。

 翌朝、太田先生はクラスのみんなにマサがリレーに出ないと言っていることと、その理由を説明し、最後に「リレーはみんなが力を合わせることが素晴らしいんだよ。大切な友達を、傷つけて、優勝したって何がうれしいの」と、問いかけた。

 すると一人の男の子が立ち上がって、こう叫んだのだ。「マサ走れよ。クラスのみんなが一人一秒ずつ早く走れば、38人で38秒早く走れる。そうしたら勝てるぞ」。

 その日から子供たちは、それは、必死になって、スタートからバトンタッチの練習をする。 

 そして、運動会の当日、マサは歯を食いしばって、自分の距離を走り抜いた。クラスのみんなも、マサに一秒をプレゼントするために必死で走る。よそのクラスは転ぶ子がいたり、バトンを落とすミスも出て、なんとマサのクラスに優勝が転がりこんだ。

 太田先生は涙の向こうの子供たちの笑顔が、まぶしくて仕方がなかった。

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  この話を読むと自然に涙がでてしまいます。目標を立て、チームが一つになれば個々がもっている最大限の力を引き出すことでき、結果を問わず、チームワークの力の威力、大切さ、美しさが一人ひとりの心に深く刻まれていくものだと思うのです。

 会社でも同じです。社員全員が同じ方向を向く。そのためには目標を定めなければなりません。

そして、それを伝え続けるのです。あとは「天命を待つ」しかありません。

 

 

 

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