2016年8月4日(木) 687/1000
<ただ、運がよかった!>
皆さんおはようございます。
「なんのために働くのか」(致知出版社)より抜粋 その24
著者:北尾吉孝氏
******************************************************************************************
松下幸之助さんは、「全部運がよかったと思いなさい」という至言を残されています。
自分の努力によって成功してのではなく、ただ運が良かっただけだと考えなさいというわけです。自分の力で成功したと思うと、どうしても驕(おご)りが出たり、野心がでたりします。しかし、ただ運が強かっただけだと思うと、そういう余計なものが出る余地がありません。
******************************************************************************************
家族がいて会社がある。とても幸せなことであるとつくづく思うのです。会社も再建の道も進み未来へ歩み続けています。多くの人に支えられ、ここまで辿り着いたことを考えると感謝の念に堪えません。
上手くいく過程の中で、傲慢、驕り、油断、理念を忘れた行動に気づかないうちになってしまうことがあれば、あっという間に不運へと転がってしまう。そのようにならないために、松下幸之助氏がおっしゃる「ただ運がよかっただけだ!」と思うことが、己を律する方法の一つなのでしょう。
有難いと思う心、感謝の心を忘れないことが、とても大切であると改めて感じています。