2016年7月18日(月) 670/1000
<最悪な時は最大のチャンス>
皆さんおはようございます。
なんのために働くのか」(致知出版社)より抜粋 その8
著者:北尾吉孝氏
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論語の中に「死生命あり、富貴天に在り」という言葉があります。「生きるか死ぬか、
これはまさに天命である。そしてまた、金持ちになるか貴くなるか、これもまた天の配剤なのだ」と言った言葉です。
最近は特にこの言葉が染み透ってきて、自分に起きたことは一切合財(いっさいがっさい)、天命だと思い込むようになっています。仕事がうまくいかないとすれば、「これは天命だろう。お前は修行がたらないから、天がいろいろな苦難をわざわざ与えてくれているんだ」と思えるようになりました。逆に、うまくいったときも、「天が助けてくれたんだ。ありがたい」と感謝するようになりました。
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社長になって丸6年になります。よい事もそうでない事もありましたが、振り返れば、
全てが肥やしになってきたように思います。特に上手くいかなことの方が力になりました。上手くいったことは、自分の力ではなく、多くの人に助けられ支えられてきたおかげだと思うことと教えられました。事実、自分の力なんて微々たるものだと実感しています。
北尾氏がおっしゃる、「これはお天道様が助けてくれだ!」と思うことが大切で、そのように考えることが、感謝の気持ちを忘れないこと、謙虚な姿勢でいるというリーダーとしての品格をつくっていくのでしょうか。
反面、苦難という最悪な時は、自分を変えるための最大のチャンスであると思うこと。そこに憎しみや恨みを抱いてはいけない。常に己自身の課題なのだと教えられました。 何をとっても足らない自分に打ちひしがれますが、社長として自己を磨き続けていきたいと思います。