2016年7月17日(日) 669/1000
<社員を照らしてあげること>
皆さんおはようございます。
なんのために働くのか」(致知出版社)より抜粋 その7
著者:北尾吉孝氏
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「天行健なり。君子は以て自きょうしてやまず。地勢坤(こん)なり。君子は以て厚徳載物」これも易経の言葉です。「お天道さんは一日も休むことなく健やかに運行している。君子はそれと同じように努力し続けなければいけない。また大地はあらゆる生きとし生けるものを育てている。君子はそれと同じように徳を厚くして、大きな心・度量を持ってあらゆるものを受け入れて行かないといけない」というような意味です。
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「君子は徳を厚く、大きな心と度量を持て」、なんだか身に沁みます。今の一番の課題でしょうか。細かいこと、少しばかりの失敗、思うように行かないことに心を奪われず、相手に寛容な心を持つことがリーダーとして必要なことです。分かっているのですが、自我が出てしまう。一日を振り返る時に反省ばかりなのです。やはり、感謝の気持ちが足りないのだと思います。
社長は何もできない。「社長の変わりに社員がやってくれているんだ!」と思いなさい。と浜松西倫理法人会の渡辺相談役から教えて頂きました。本当に「そうだなぁ!」と思います。だから、社長は全ての社員の幸せ願い、社員の人生を背負っているんだという自覚のもとに、優しくもあり、厳しくもありで接していかなければ、思いは社員の心に届かないのだと思うようになりました。
社長の行動は、お天道様が見ていると同じように、社長がお天道様のように、社員を照らしてあげることが中小企業のオヤジとしてやるべきことであると反省をするのです。