2016年7月12日(火) 664/1000
<品性>
皆さんおはようございます。
「なんのために働くのか」(致知出版社)より抜粋 その3
著者:北尾吉孝氏
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ピーター・ドラッカーのはこう言っています。
「経営とは人を通じて正しいことをやることだ」
さらに、
「経営者としてもっとも大事な身につけなくてはならないのは品性だ」と。
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経営とは「金儲けのためある」と言えば怒られますが、ドラッカーは、「正しいことをやることだ」と言うのです。「えっ!」と考えてしまった。確かに正しいことをやらなければならないことは分かりますが、経営そのものであるとは思ってもいませんでした。
経営とは、社会に貢献するという使命がありますから、正しいことをやらなければ、社会からその存在を認められることはないわけです。ドラッカーがいうことも理解できます。
品性というものを考えると、具体的なイメージとして描きにくい言葉です。でも品格とか、品性って言葉をよく使います。
品性のある人って考えてみると、時と場所と状況にふさわしい礼儀のある立ち振る舞いのある人、年下にも優しく、上位の人にこびへつらうもともなく、且つ決して傲慢でもなく謙虚である人。あまり欲深い人はいないようも思います。自分の価値観、信念、志があること、自分のアイデンティティーをもっていて、やっぱり尊敬される人。こんな人が品性のある人っていうイメージがでてきます。
こりゃぁ、だめだ!、私にはほど遠いです。滝にでも打たれて修行してきます。