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感謝で生きる

2017年05月19日

2017年5月19日(金) 975/1000

<感謝で生きる>

 

 皆さん、おはようございます。

 

 「ごえんの法則」 だいわ文庫 より抜粋 その5

 著者:小林正観氏

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この世は修行の場です。だから我慢や忍耐を繰り返していかなければならない。それが人生ですから」、そういう話をよく耳にします。

 しかし、宇宙的な事実としては、人生は「修行の場」であると設定されていないようです。私たちの目の前で起こる現象は、すべてゼロ(中立=ニュートラル)です。

人生の設定は「現象をどのように捉えるか」で変わります。もっと言えば「どう捉えるか」は、それぞれの「思い」で違うのです。

たとえば、親が亡くなって辛いのが「修行の場」と考えているのはその人自身です。宇宙的解釈では、親が亡くなったのはひとつの現象である、と捉えます。つまり現象そのものはすべてゼロだということです。

物事を捉える力を「認識力」とすると、その認識力が上がってくるにしたがって、次の三つの段階を踏むように思います。

 

第一段階は「この世が修行の場である」という認識です。

目の前の現象一つひとつが「私」を修行させるために存在しており、そのためにいろいろな現象を起している。そう考えることで、問題を乗り越えたり、気持ちが楽になったり、生きるのが楽になったりする人がいるのであれば、そういうふうに捉えても構わないと思います。

 

 第二段階として、同じ現象を目の前にした時に、

「実はこの世は喜びの場ではないのか」と捉えることもできます。その捉え方によって、認識力は三分の二(100点満点の66点か67点)まで上がったと言えます。

 

 さらに高みである最終段階は、

「この世は修行の場ではなく、喜びや幸せの場でもない。実は感謝の場である」と気づくことです。あなたの勤める会社が倒産し、職を失ったとします。その場合に「こういう状況に耐えて、我慢し続けることで人生の修行をしている。ここで耐えなければ意味がないではないか」と考えてもおかしくはありません。しかし、そのように考えている間は、その現象はあなたにとって辛いものでしかありません。

認識力が向上すると、あなたはこのように考えることができます。

「もしかすると、この現象は私にとって喜びなのではないか」

意志の強い人は自分で会社を辞めることができますが、心優しい人ほど、会社と縁を切って辞めることができません。

 

 「あなたは本来、そういう会社でそういう仕事をしている場合ではないのですよ」という宇宙の意志がある場合、生まれる前にそのように自分でシナリオを書いて、会社を辞めざるを得ない状況を設定しています。それが見えた時に、

「ああ、私はこの会社を辞めて次の仕事をすることになっていたのだな。自分にとっては、とても嬉しく、楽しく、幸せなことだ」と思うことができます。

 

 「この世は感謝の場ではないのか」

この認識力が第三段階、最終段階です。会社が倒産した結果、天命、転職というものに出会うことができた場合、「もしあの会社が倒産していなかったならば、私は決してこの仕事を始めることはなかったであろう」、と気がついた時から、世の中が「感謝の場」に変わります。

何度も繰り返しますが、現象は何も変わっていません。まったく同じことが起きています。現象はゼロ。中立で色もまったくついていません。同じ現象について、

「修行の場」「喜びの場」「感謝の場」と捉えるのは、あなたの自由です。

 

 自由とは「自らに由(よ)る」と書きます。

あなたの捉え方、認識力が、あなたの人生を決めるのです。

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「こんな辛いことが起きるとは・・・」、とその場は、その現象に囚われて、自分の心に重くのしかかってきます。しかし、過去を振り返ると、あの時のあの出来事のおかげで今の自分があるんだ、と思うことがあります。

結局、全ては自分の捉え方で決まるということになります。以前は、この世は「修行の場」と考えていましたが、それでは、あまりにも人生というのが苦しくなってくるわけです。自分を成長させるための「修行の場」という表現は、おかしくはないと思いますが、この世の人生は苦しむためにあるのではないと思いたいです。

「人生は楽しむため」にある。そんな言い方の方がいいように思います。楽しむためには、そりゃぁ、辛いことだってあるだろうしね。我慢しなきゃぁ、ならんことだってあるしね。

自分のやっていることが、人の役に立っているとか、人が喜んでもらっているとすれば、自分の喜びになってくるし、生きていることが楽しくなってくると思うんです。

  そうなると、「自分というのは多くの人の支えがあって生きているんだ」、ということに心から気づいて、感謝の心で生きていけるようになるんじゃないかと思えたりします。

 その領域にいつ到達できるかはわかりませんが、その道を進んでいきたと思います。

 

 

 

 

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