2016年7月9日(土) 661/1000
<お布施>
皆さんおはようございます。
現代の覚者たち(致知出版社)
「対談 生きることは燃えることなり」より抜粋 その3
森 信三氏、平澤 興氏
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(平澤)
人生において、人に喜びを与えることが最高です。
お布施というのは、人に喜びを与えることです。それで、自ら燃える人は自然と人を燃やす力がある。
(森)
それが人を幸福にする秘訣だね。そして自分も幸福になる秘訣。幸せというのは、単に自分の欲望が満たされることじゃないんですもんな。まず、自分のなすべき勤めに対して、つねに全力を挙げて、それと取り組むこと。第二に、つねに積極的に物事を工夫してそれを見事に仕上げること。そして、人に対して親切にし、人のために尽くす。これが、幸福獲得の三大秘訣でしょうな。
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お布施って、神社やお寺にお金や品物を渡すことばかりと思っていましたが、平澤先生は、「人に喜びを与えること」とおっしゃるんです。こういう考え方があるんですね。 更に「自ら燃える人は、相手も燃やす」とあります。これはリーダーにとって大事な資質だと思うんです。これが出来ていないから、「組織がまとまらないんだ!」と反省なんです。
自分が燃えれば燃えるほど、近くにいる人たちにもその炎の熱が伝わり情熱という温度が上がってくるんじゃないだろうか。だから中心にいるリーダーの温度が高ければ高いほど、遠くまで温度が伝わるんでしょうね。
社員から「熱いね!」とよく言われましたが、最近は「熱苦しい」と言われるようになったので、なんとなく少しは温度が伝わってるんじゃないかと、勝手に思っています。更に時々「めんどくさい!」という言葉も聞こえてくるんです。これは、褒め言葉なのか、あるいは、呆れられて、本当に「めんどくさい」状態なのかな(笑)。っと思ったりしています。
どちらにしても、炎を絶やさぬことのないように燃え続けていこうと思います。