2016年7月8日(金) 660/1000
<燃えること>
皆さんおはようございます。
現代の覚者たち(致知出版社)
「対談 生きることは燃えることなり」より抜粋 その2
森 信三氏、平澤 興氏
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(森)
「生きるとは燃えることなり」というのは先生のとどめの言葉ですな。ただし、先生のおっしゃる通り「日々、燃えておる人でないと、これはわからない」というのも、真実でしょうな。
(平澤)
燃えるといっても、その燃え方は性格や年齢、また経験によって、いろいろですがね。 春の海のような親鸞やミレーのような燃え方もあれば、日蓮やベートンベンのような嵐のような燃え方もある。人それぞれに燃え方は違っていいが、大切なことは、せっかく人間として生まれて来た以上は燃えて夢を持ちながら、それに向かってまっしぐらに生きることです。人生において退屈するほど、つまらん気の毒なことはない。
ともかく情熱は喜びであり、希望があれば人は疲れないですよ。
(森)
全く、同感。疲れるのは燃え方がちょっと足らん。もっというと、他人に感動を与える人は疲れない。
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森先生の「生きることは燃えることなり」という言葉は、実に重みがあるんです。自分は燃えているだろうか、と考えるとどうだろうか。燃え方が足らないと、思えたりします。でも遊んじゃいられないとは思っているんです。旅行に行ったりする時もあるけど、遊びという意識の中に、視野を広げたり、思考の訓練だったり、あるいは、何か吸収したいと思っています。そんな時間の使い方をしていると、退屈と思ったり、暇だなぁということはないんです。
昔は休みになるとよく昼寝していたけれど、そんな時間はもったいないと思っちゃうんです。「燃える」ってことは、何かを成し遂げるために一心不乱に突き進むことでしょうか。それを成し遂げるために努力をすること。その時、目標の姿が少しでも見えると希望が生まれ、なんだか炎の如く燃えるようにファイトが出てきます。その時、凄く嬉しいんです。
輸送課の組織を17チームにして、17名のチームリーダーが誕生しました。早速、1つのチームが合同洗車をしている姿を見て「メラメラと燃えてきました!」。めちゃ、嬉しかったんです。そうやって実践の喜びを感じてもらえるように、環境を整えていきたいと思います。