2016年7月3日(日) 655/1000
<神様からの封書>
皆さんおはようございます。
現代の覚者たち(致知出版社)
「真実は現実の唯中にあり」より抜粋 その2
森 信三氏
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(森)
この世に送られた、その使命がなんであるかを分からねばね。みなそれぞれ神さまから封書をもらっとるんですもの(笑)
---封書を? ああ、なるほど。開けないとわからんですね。
(森)
そういうこと。開けることを学問だとか、宗教だとか、なんとか名前をつけておるんですがね。
---言葉との出会いで開ける人もいる。われわれはこの世に封書を持って送られて来たんですね。
(森)
そうですよ。われわれは自分自身の意志と力によって、この地上に生まれた人は一人もいない。結局、大宇宙というか、壮大無限な宇宙生命によって、この地上にその生を与えられているわけです、。ある意味では、神からこの世へ派遣せられたものといえる。従って、いかなることが自分に課せられた使命かを突き止めねばならぬ。
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森先生がおっしゃるには、この世に生まれてくる時には、神様から封書をもらってくるんだって。その封書には、この世の使命が書いてあって、多くの人はその封書を開けずに、この世を去っていくんだそうです。なぜ、開けられないんだろうか。
封書かぁ!、今だ見たことはないんだけど、一度は開いて見たいよね。実際は封書なんて実物はないんだろうから、きっと、封書に書いてあることに「気づく」ということなんでしょう。封書に書いてある使命は、なんであるかを感じようとしなければ、気づくことはできないのではないかと考えるんのです。神様から使命を命じられ、この世に派遣されたというのだから、その命を全うしなければならないんだよね。でも使命って言われてもなかなか分からんよね。
人間の欲望は深い。食欲、金欲、物欲、色欲、権力欲、名誉欲など、数え上げれきりがないけれど、欲があるからこそ生きる力が湧いてくるともいえるもんね。でも生命を維持するものは除外したとしても、自分だけよければよいという欲望に支配されることがあれば、神様からの封書を開かせてはいただけない。そんなことを思うんです。
私たちは、天からこの世に目的達成のために派遣されたというのだから、早く封書を開けてみたいんです。