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上善水のごとし

2016年06月19日

2016年6月19日(日) 641/1000

<上善水のごとし>

 

 皆さんおはようございます。

 

 致知7月号(致知出版社)より抜粋 その1

 「上善水のごとし」

 国立研究開発法人 

 科学技術振興機構理事長 濱口道成氏

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 「上善水の若(ごと)し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪(にく)む所に処(お)る。故に道に幾(ちか)し」という一節があります。

 

 水は万物を潤し、争うことなくどんな環境にも変化、適応しながら、高い所から人々が嫌がる低い所へと謙虚に流れ、集まっていく。

 老子は己を変え、争うことなく低きを求め、周囲を潤し、生きていくことこそ、人間にとって最高の善だと教えていると思います。

 

 人は年を重ねるに従い、様々な迷いとしがらみの中で生きていかざるを得ず、人生の道程が見えなくなりがちです。しかし、その時改めて、『老子』の言葉を思い起こせば、「己の内なる声に従い、もう少し進んでみようか」という気持ちをもつのではないでしょうか。

 

 「上善若水」、どんな環境に置かれようとも、他人や自分を責めることなく誠実に生きていけば、水が流れるように何事も行き着くところに行き着くはずだ。

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 上善は水の若(ごと)し。

 意味を調べてみると、「理想的な生き方とは『水』のようであることだという意味です。水は丸い器に入れば丸くなり、四角い器に入れば四角になる。熱すれば湯となり、冷やせば氷となる。水滴が集まればせせらぎとなり、せせらぎは小川となり、河となる。川は運河となり、海に至ります。どんなすき間にも入り込み、時には大きな岩にも穴を空ける」 

 日々の出来事に振り回され、引っかき回され、引きずられている。何をしても結局は、なるようにしかならない。いい意味で開き直りも必要であって自然の流れに任せるようにいきたい。

 

 川で小さな小舟に一人乗り、流れに任せていれば自然に海に連れて行ってくれる。

人生とは川の流れのように考えてみてはどうだろうか。激流もあれば、暖流もある。池に入って一生を終える場合もあるだろうが、多くの場合、時間をかけて海に辿り着いていく。

 

 「水のごとし」とまでもいかないまでも、自然の導きの中に自分を置きたいものです。その流れを感じることが大切なように思えたりします。人はとかく自分の都合に合わなくなると、不平不満や愚痴、批判をして川の流れに逆らい、自ら池に近づき遠回りをしてしまいます。穏やかな流れの中に身をおいて自然体で行きたいものです。

 

 

 

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