2016年6月12日(日) 634/1000
<まずはやってみる>
皆さんおはようございます。
「正しく生きる」 より引用 その10
著者:鍵山秀三郎 (発行所:㈱アスコム)
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「教育の神様」といわれる故・森信三先生は、こういう言葉を残されています。
一、やらない人にわからせることはできない。
二、やならいうちに「わかった」というのは、わかり方が浅い。
三、「良いということがわかったらやる」という人は一生できない。
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つべこべ言わず、「まずはやってみる」。ここに尽きるのではないだろうか。
やる前から恐れ、やる前から損得を考え、やる前から出来ない言い訳を言う。
そもそも、なぜやならいかと言えば、やる前から失敗するのが嫌だ、失敗するのがみっともない、なんの得があるのか、という心理がはたらくからである。
人間は失敗を重ね成長し、成長することによって喜びを感じるものだと思うのです。
失敗は人間を大きくさせるものです。「失敗は成長の糧」と言われる所以です。
また、やる前から損得を考えていては、多くの場合うまくいかないかもしれません。結果が始めから分かるようなものは、なかなかあるものではありません。行動してみたら思わぬ収穫、気づきというものがあるかもしれないのです。
事あるごとに言い訳して行動ができない人は、結局、成長する機会を自ら避け、人生という歩みでその場にとどまり、一歩も前に進まないという状況に気づかなければならないと考えるのです。
だから、ご縁があったことは、「まずはやってみる」。その一歩踏み込みが人生の活路を開いていくように考えるのです。