２０１６年６月８日（水）　６３０／１０００

＜お金の使い方＞

 

　皆さんおはようございます。

　「正しく生きる」　より引用　その６

　著者：鍵山秀三郎　（発行所：㈱アスコム）

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　グリム童話にこんな話があります。

　あるとき貧しいお百姓さんが天国に行ったら、自分の前に大金持ちが音楽入りで天国に迎え入れられていました。しかし自分の番になったら、ごくふつうの迎えられ方です。そこでお百姓さんは神様に「天国でも差別があるのですか」と文句を言いました。すると神様は、「金もちが天国に来るのは１００年に１度くらいしかない珍しいことだ。だから大歓迎したのだ。お前のような貧しい人間はいくらでも天国に来る。だから当たり前の受け入れ方をしたのた」と答えました。

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とても面白いたとえ話ですよね、

お金は魔物である。一度手にしたお金は手離したくはない、もっと大きくしてやろう。と思うのが人間の欲望でもあるのでょう。もし宝くじに当たってしまったら人生を狂わせてしまうかもしれません、私の場合ですが（笑）

　株や為替、投資ファンドなどは、体を使わずあっという間に巨額のお金を手にすることができる。労働とはいったい何であるのかと考えてしまう。

 

　お金って凄い便利な道具だと思うんです。物と交換できるし、渡すことで感謝を伝えたり、感謝されたり、挙句の果てに蓄えることができる。しかし使い方を誤るととても恐ろしい事になってしまいます。

　事業に成功して大金を手にしたら、「あの社長、人が変わっちゃたよねぇ！」、

大金持ちだったあの社長が投資に大失敗。「一文無しになっちゃって、自殺だって！」

なんとなくよくある話で、お金のない人のひがみにも聞こえますが、それほどお金って人間を変えてしまいます。やはり、心もお金も余裕がある方が醜い自分を静かにしておくことができます。その余裕は個人によって違いますが満足、欲の大きさで変わります。例えば、大ジョッキにビールを少しだけ注いだだけでは満足できませんよね。でもコップに山盛りは大満足です。つまり、グラスの大きさが満足や欲の大きさで、小さなコップであれば、すぐにいっぱいになりますので、心にゆとりができるという風になる思うのです。

　まずは足るを知るということ。自分は十分に幸せであるということを感じることでしょう。