2016年5月27日(金) 618/1000
<込める>
皆さんおはようございます。
致知6月号(致知出版社)より引用
「いかなる時も目の前の人、仕事に魂を込める者が勝つ」 その1
大同生命保険 セールスレディ 船津知穂氏
******************************************************************************************
ーーー船津さんは、結果を出せる人と出せない人の差はどこにあると思いますか。
それは「込める」っていうことだと思います。どれほけ仕事に気持ちを込めたか。
自分が希望していなかった仕事、事情があってやむなく就いた仕事であっても、一所懸命打ち込んでやっていれば絶対その人の天職になる。どれだけ魂を込めて、一軒一軒の訪問を真剣にやっているか、その量と質が高い人ほど成功するでしょうし、それこそ「込めた者が勝ち」になると思います。
ですから私は、自分と関わった人、出会った人を大切にすることを心掛けています。特に家族や職場の仲間、お客様といった身近な人であればあるほど、私と知り合ってよかったなと幸せに感じていただきたい。
そういう生き方をしていると、自分が辛い時、苦しい時にそれを乗り越えていく力を周りから与えていただけるんです。
******************************************************************************************
気持ちを込める、心を込める。相手からそのようなことをしてもらった時は、感激する。しかし、いつも自分が「込める」ことをしているかと問えば自信がない、中途半端である。だから、人間関係が上手くいかない時があるのだろうか。
仕事を「込めて」やっている気になっているだけではないだろうか。これは、自分を見つめ直さなければと思うんです。もっと「自分に厳しい目線」にしなければ、本当に「込める」ことはできないような気がする。
「込める」とは、相手の身になり、相手の立場になり、相手に乗り移り、どうすれば相手に喜んでいただけるだろうか、笑顔になってくれるだろうか、と考えることではないだろうか。自分から相手を見ていては、自分本位になってしまうので気をつけなければならないと考えるのです。
倫理法人会の教えでは、「人の喜び我が喜び」という教えがあります。自分だけの喜んでいる場合は、エネルギーは「1」。そこに相手の喜びがあれば、倍のエネルギーは「2」。一人で力で倍のエネルギーを生み出すことができます。とても素敵なことですよね。