2016年5月25日(水) 616/1000
<成功する人、しない人>
皆さんおはようございます。
致知出版社の藤尾社長の講和を聞いた。その9
「成功する人と成功しない人の差に気づいた。
成功する人は、自分の与えられた縁、人間関係、仕事、環境の中に徹底して価値を見出していく人である。そしていっぺん見出した価値は、どんな抵抗、障害があろうとも徹底して信じぬいていく。そういう力が人の何十倍もの成功に導いていくのだ。
反対に成功しない人は、自分の与えられた縁、人間関係、仕事、環境の中に全然価値を見出さないで、「もっといい人間関係はないか」、「もっといい仕事はないか」、「もっといい環境はないか」と絶えず、キョロキョロ、キョロキョロと一生を終わってしまう。そういう人は、どんな環境の中にいても、絶対に成功しません。
成功する人と成功しない人の差は、この一点に尽きるのではないかと思う。」
価値を見出すこと。この言葉は自分の戒めとしなければならないと思う。
自分の与えられた社長というの役割をもっと広く、もっと深く考えていかなければ役割を全うできない。自分の与えられた役割は、単なる偶然ではなく、天の代わりに実行する代務者と考える方が己を正していけるように考えるのです。これは経営者だけではなく、どんな人にも言えることではないだろうか。
素直に受け入れることをしないで、「もっといい仕事はないか」、「もっといい環境はないか」という具合に、絶えずフラフラしているようでは、何も見出すことはできず、気がつけば年をとっていることになる。
成功というのは、事業の成功やお金持ちということもあると思うが、そればかりでなく、自分の生き方に自信をもって、家族が幸せに暮らし、仕事が楽しく、人の役に立ち、夢に向かって生き続けていること。そして自分の人生を、自信をもって全うしたと言いたいものです。その時、何か一つでも自分の生き方を残すことができれば本望ではないだろうか。それには、まだまだ長い時間がかかりそうです。
まずは自分の与えられた環境を素直に受け入れ、精一杯に努力をしていこうと思う。