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自分はこれをする

2016年05月15日

2016年5月15日(日) 605/1000

<自分はこれをする>

 

 皆さんおはようございます。

 

 以前にも書きましたが東京大学教授の福島 智氏のことです。

 福島さんは3歳で右目を、9歳で左目を失明。全盲となった。さらに14歳の頃から右耳が聞こえなくなり、18歳、高校2年の時に右耳も聞こえなくなり全盲ろうとなった。

 1983年に東京大学に合格し盲ろう者として初の大学進学、2008年より東京大学教授となった。盲ろう者として常勤の大学教授になったのは世界初だという。

 

 致知6月号(致知出版社)より引用 

 特集「関を超える」 その1

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 絶望の淵から人間を救うのは言葉である、ということ。どのような人生の難関も言葉という通行手形を手にすることで乗り越えることができる、ということ。

 福島さんのお話を聞き、著書を読んで強く感じたことがある。福島さんには4つの特徴がある、ということである。

 

 1つは非常に明るいということ。2つはユーモアがある。3つは常に人に何かを与えようとしている。そして4つは、自分が主語の人生を生きている、ということ。

 そこには被害者意識は微塵(みじん)もない。被害者意識で生きている人は何ごとであれ人のせいにする。人のせいにしている人は難関は超えられない。人生は開けない。 

 この4つの資質こそ、福島さんをして、普通の人なら絶望してしまいかねない人生の難関を超えさせた秘訣であるように思うのである。

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  「あの人は、こうなんだよなぁ」、「うちの会社は、だめだんだよなぁ」というような話は実に多い。そこに自分の姿はない。居酒屋で酒を飲めば、ますます拍車がかかり意気揚々となってくる。そこに何かが生まれるのかと言えば何もない。ただ、その瞬間は意気投合して、酒場が盛り上がり、当事者はすっきり感があるが、負の連鎖という引き寄せの法則が始まってしまうのである。身に覚えがあるので情けない。

 

 自分の意志はどうであろうか。「私はこうである」、「私はこうする」という自分が何を考えるのか、また何をするかというようなことがなければ、自分自身は何も変わらないということになる。つまり、1年前の自分、3年前の自分と何も変わらず、ただ年をとっているだけとなり、気づけばそろそろ天からお迎えの時となっている。それでは虚しいかぎりなのである。 それではせっかく親からもらった命、人生という楽しい時間が後悔だけになってしまい、人生の終止符の時がきても何もすることができないということになる。

 

 やはり、行動だけが自分を変えることができると考えるのです。行動を起こせば答えは必ず出る。仮に失敗であったとしても、失敗を通じて学べることは貴重な経験となる。

 そんな積極果敢な生き方は多くの貴重な経験を積み重ね、人間としての器も大きくなっていく。失敗は宝であると聞きます。その繰り返しの中で、 「自分はこれをする」という自信をもった行動となり、凛とした人格を創っていくのではないだろうか。まだまだ修行不足と感じるのです。

 

 

 

 

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