2016年4月28日(木) 589/1000
<やはり人づくり>
皆さんおはようございます。
致知5月号(致知出版社)より引用
「謙虚、感謝」 その2
積水ハウス社長 阿部俊則氏
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当社は経営理念の根本に「人間愛」を掲げています。そして、創業者の田鍋健(たなべまさる)は「社員の人格で同業者を抜いていきたい。積水ハウスの社員は立派だと言われる会社にしていこう。そうすれば数字は後からついてくる」とよく言っておりました。
お客様のために何ができるだろうか、協力工事店、社員同士でも相手に何をしてあげられるだろうかーーー。
そのような人の喜びを自分の喜びとする奉仕の心こそ、受け継いでいかなくてはならない当社の最も大事なDNAだと感じています。
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運送会社はお客様の商品を確実にお届けするのが使命です。どの運送会社も同じです。付加価値のあるサービスの形態は様々ですが、運ぶという仕事に大きな違いはありません。だからこそ、そこで働く人の差が会社の差であると考えるのです。
働く人が価値を生み出し、お客様に喜んでいただけるサービスが提供するわけですから、働く人のレベルが会社のレベルであるとも言い換えることができます。
では働く人のレベルを上げるためにはどのようにしたらよいのでしょうか。いろいろあると思いますが、第一に「気づき力」のアップではないだろうか。「気づき力」のアップをするためには、日々の挨拶、掃除を徹底することであると思っています。ところが、簡単なようで簡単ではないと実感しています。
しかし、その実践の継続が長い年月の中で社風として刻まれ、よい会社への道のりを歩んでいくのではないかと考えています。
人の差が会社の差、創立100年を生き抜くためには、やはり人づくりしかありません。