2016年4月11日(月) 572/1000
<「働きやすさ」と「働きがい」>
皆さんおはようございます。
私の尊敬する方から次のような話を聞いた。
ある会社で働く人に「働きやすさ」と「働きがい」をテーマにしてディスカッションしてもらった。その結果、「働きやすさ」は、残業がすくない、給料がいい、有給がとれるなど働く環境があげられたが、ここで終わってしまって次が出てこなかったそうである。 「働きやすさ」とは、与えられている環境であるという。
一方、「働きがい」は、自分たちでいい仕事をやって、お客さまに喜んでもらい自分たちも喜べる。「働きがい」は、自分たちでつくっていくもの、自分たちで作れるものである。という結果になったのである。
この話を聞いてなるほどと思った。どうもこの2つを混同してしまっている。働きやすさは大事。でもこれだけでは十分ではない。働く人が求めるものは、働く人が自分たちのやっている行動がお客様や働く周りの人に喜んでもらえているという実感が働きがいにつながっていることを十分に認識して、働く人の力を十分に発揮できる仕組みが必要であるとこを聞いて改めて思いました。
働く環境を整え、働きがいの仕組みを創る。簡単なことではないが追及していきたいと考えています。