2016年3月18日(金) 548/1000
<人に喜んでもらう幸せ>
皆さんおはようございます。
致知出版社 致知3月号より引用
「この心臓は鉛でできているが、泣かないではいられないのだよ」 その1
国際コミュニオン学会
名誉会長 鈴木秀子氏
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まずは自分には神様から与えられた素晴らしい宝物があることをしっかりと自覚して、日々の生活の中でそれを育みながら他の人を喜ばせ、同時に自分も喜ぶことのできる生き方こそが大切なのではないでしょうか。
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自分の宝物ということを考えたこともないが、一番の宝物は家族、二番目は自分の命。ということが頭によぎったのです。家族が仲良く、末永く幸せに暮らせることが一番の幸せだと感じるのです。そして、働く仲間や多くの友人に恵まれていることを考えると、幸せとは人と人との関係の中から育まれていくものだとあたらめて思えているのです。
いくら物質的に豊かであったとしても人間関係が壊れていたとしたならば、寂しさや虚しさを感じられずにはいられない。
笑顔や笑いは人の心を豊かにさせてくれます。最近、腹の底から笑ったことがあるだろうか。と考えると、久しくないような気もします。もともと孤独な人間であった頃を思い出すと、笑顔や笑いを求めている気がします。だから、おちゃらけをしたり、ふざけたりしているんじゃないだろかと思えたりもします。
相手に喜んでもらうことは嬉しい。でもそれは自分が喜びたいからではないだろうか。そんなことを考えると自分勝手な人間であると自虐的になってしまいますし、自分という人間が卑しくも思えたりもします。
素直に人に喜んでもらうことの幸せ感のなかに人間としての生き方を見つけていきたいのです。