2016年3月15日(火) 545/1000
<出会いを大切にすること>
皆さんおはようございます。
致知出版社 致知3月号より引用
対談 「すべての力を出し切る先に道がひらかれる」 その2
元プロテニスプレーヤー 杉山 愛氏
筑波大学名誉教授 村上和雄氏
******************************************************************************************
(杉山)
常々自分に言い聞かせてきたのは、自分は一人じゃないんだという気持ちを忘れちゃいけないということです。いろいろな人たちに支えられて、いまの自分はこうしてコートに立つことができているんだという、感謝の気持ちを忘れないということを重視していましたね。
******************************************************************************************
会社は一人ひとりがお互いを支え、支えられという関係の中で組織が成り立っている。だからこそ甘えは許されるものではない。まずは自分の与えられた役割を一生懸命に全うする心持ちが大切である。
その上にたって、お世話になっている方々への感謝の気持ちを忘れないことが、辛いときや苦しいことを乗り越える原動力となるのではないだろうか。
「あの人がいるからこそ、今の自分がいるんだ!」ということを振り返ると、数えきれないほどの人の顔が目に浮かんできます。もしかすると、今まで出会ってきた人の中には、相性の合わない人がいたけれど、その人を通じて得られたものがあったのだと考えると、出会った人の全てが自分にとって必要なことであったのだと思えたりもします。
社長にさせていただいて6年になりました。ただ今53才。そこそこの年になっちゃいました。この先、どんな人生が待っているのだろうか。60才の時にどんな思いで暮らしているのだろうかと考えると、ちょっとワクワクしたりもします。
人はひとりでは生きていけない。当たり前のことでですが当たり前のことに感謝して、出会いを大切にする自分でありたいのです。