2016年3月14日(月) 544/1000
<生意気な自分>
皆さんおはようございます。
致知出版社 致知3月号より引用
対談 「すべての力を出し切る先に道がひらかれる」 その1
元プロテニスプレーヤー 杉山 愛氏
筑波大学名誉教授 村上和雄氏
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(杉山)
技術はあっても世界のツアーで結果は残せないと思いますので、総合力というか、人間力を高めていくことが、結果に結びついていくのではないでしょうか。
(村上)
どの分野においても言えることで、いくら才能があって、努力を積み重ねていても、人間的な魅力というのがないと一流にはなれません。おそらくある程度までいくと思いますけど、本当にいい仕事をする人には、人間力という魅力というのが非常に大切だと思いますね。
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いつも生意気な自分がいるのです。ときどき嫌にさえなるときがあります。口ほどにもない言葉を発してしまうからです。ある研修のアドバイザーを仰せつかり、受講生にアドバイスをする時、その役割を担うためのアドバイスは時に厳しくなるわけですが、自分のことは棚に上げて、あたなのやるべき理想を突き付けます。卑しくも鼻高々で愚かな自分であることに苦しくなるわけです。有言不実行であるがゆえでしょう。
人間的魅力というのは、有言実行の上にたってこそであり、そういう人こそが尊敬されます。まだまだ努力不足であると感じています。
ある方から「鈴木さん、あんたは生意気なところがあるので気をつけなさい!」と言われ、少々落ち込みましたが、注意をするということは誰しも好きで言う訳ではありませんし、どうでもいい人には言うはずもありません。よくよく考えると「あんたのために」という優しさも感じたのです。とても有難いお言葉と振り返りました。