2016年2月29日(月) 530/1000
<信ずべし貴ぶべき山>
皆さんおはようございます。
今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋(もののべ の もりや)を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山(信貴山:しぎさん)に至りました。太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かりました。
その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍(がらん)を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山(しぎさん)』と名付けました。以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。(信貴山 朝護孫子寺 公式サイトより)
聖徳大使は日本の仏教を栄える礎を築かれた方でも有名ですよね。
毘沙門天(びしゃもんてん)は、戦勝の武神、開運出世の神として、武将の強い信仰を得ました。上杉謙信が「毘」を旗印にするほど毘沙門天を信仰したのは有名です。
というわけで、週末は信貴山にいってきました。ちょうどその日は、「信貴山寅まつり」の日で縁起がよかったです。きっと、阪神タイガースも必勝祈願に来るでしょうね。
早朝4時半起床、5時半より護摩焚き始まる。静けさの中にお経と太鼓が鳴り響く。
本堂に移動して御祈祷(大般若祈祷)である。ちょっと一風変わったお経の唱え方で、リズムやハーモニーがなんとも楽しくもあり、神秘的な雰囲気でした。
信貴山で見つけた「開運福壽の秘傳ー心の鏡の巻ー」をご紹介します。
一、髙いつもりで低いのは 教養
低いつもりで髙いのは 気位
二、深いつもりで浅いのは 知識
浅いつもりで深いのは 欲
三、厚いつもりで薄いのは 人情
薄いつもりで厚いのは 面の皮
四、強いつもりで弱いのは 根性
弱いつもりで強いのは 我
五、多いつもりで少ないのは 分別
少ないつもりで多いのは 無駄
右條々自戒自照
長いようで短いのは一生、いつ死んでもよし いるまで生きてもよし