2016年2月21日(日) 522/1000
<成功するために>
皆さんおはようございます。
致知出版社 致知3月号
「かくて世紀の偉業は成し遂げられた」 より抜粋
東京大学大学院 工学系研究科・医学系研究科教授
片岡一則氏
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それはやっぱり一度やり始めたら途中でやめない。人が何と言おうと続ける。
これができないとダメですよ。
失敗には必ず理由があるわけで、なぜできないんだろうと突き詰めていく。そこから新しい発想や成功に繋がるヒントが生まれてくるんです。
ーーー運を掴む人に共通するものは何かありますかーーー
それは難しいですね。ただ、やっぱり目の前の出来事を素直に受け止める、情熱を持ち続ける、それから常に明るい。この三つが大事だと思います。
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なんでも始めることは簡単であるが続けることは難しい。ちょっと上手くいかないと諦めてしまうわけです。ではなぜ諦めてしまうのだろうかと考えると、心底、手に入れたい、達成したいという思いに至っていないからではないだろうか。きっと、そうに違いない。本当に達成したければ、成し遂げるまで行動するはずである。
今、自分は何のためにこれをやっているのだろうか。という問いである。
失敗に挫けず、反発に耐え忍ぶためには、目指す姿の未来像をはっきりと「絵」のように描かなければ燃える炎がかき消されてしまう。むしろ、逆風の時にこそ、メラメラと燃え滾(たぎ)る気迫をもたなければ成就できるものではない。
このように言っていると自分の「だらしない心」と「やってやろう」という心がせめぎ合う。なんとも中途半端な気持ちであることに気づく。
エジソンは言っている。
「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。」
成功するまでやり続けること。これが成功するためにもっとも重要なことなのでしょう。
成功することは耐え忍ぶことであり、そのプロセスの中で強い人間性が身につき、確固たる信念が創られていくものと思います。