2016年2月14日(日) 515/1000
<毎日が修行>
皆さんおはようございます。
発行:プレジデント社
著者:梅谷忠洋
「リーダーたる者の極意」より引用 その14
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進化や変化に逆らい、現状維持を求めたり、自己満足をして手を抜いたりすることは、衰退に直結するということを肝に銘じなくてはなりません。
世は時々刻々と変化しており、時代の流れに追いついて行けない者は、自ずから衰退し滅びてゆく運命にありのです。この急速な流れも一日の変化では目に見えませんが、10年、20年単位で初めて気が付き、驚きを覚えます。絶えず自分を向上させることを怠ってはならない理由がここにあります。
果敢に前進、チャレンジしていく以外に術(すべ)がないこと、大宇宙の法則へ思いを馳せれば、然(さ)もありなんと誰しもが気付くことではないでしょうか。
また、時の流れだけではなく、もっと大きな宇宙の流れに身を任せて思考を巡らせれば、何も悩むことはこの世にはないこと、自らの小ささを自覚し、反省することも常にできます。
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人は現状維持を望み変化を嫌います。
誰しも「このままではだめだ!」とか、「世の中は変化している!」と口では言いますが、そのように言いながら変化に順応しないで、現状維持という居心地の良さに甘えて、変わることに批判的になる人がいます。
リーダーは世の中が変化、発展しているという現実を捉え、自ら対応し行動しなければ、衰退の道を歩み、多くの人が苦しむことを認識しなければならないと思うわけです。
『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』 チャールズ・ダーウィン
小さな変化は小さな反発、大きな変化は大きな反発という力が働きます。これも自然の摂理といえるのでしょう。だからこそ、リーダーは変化を恐れず、批判を恐れず、果敢に挑戦していく覚悟がいるわけです。その勇気の源は、「自分を信じる」ことではないだろうか。
自分を信じるためには、確固たる考え方を磨いていなければ心が揺れてしまいます。
だから毎日が修行、一瞬一瞬の行動が修行と考え実践していくことで堂々とした自分をつくっていきたいと思います。