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小さなことを粗末にしない

2016年02月01日

2016年2月1日(月) 502/1000

<小さなことを粗末にしない>

 

皆さんおはようございます。

 

発行:プレジデント社

著者:梅谷忠洋

「リーダーたる者の極意」より引用 その2

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「日常の細事を大切に処理しないで、どうして物事が成功するだろうか」というのは、安田財閥を一代で築き上げた安田善次郎の言葉です。

 

「大事の前の小事」という言葉には、真逆な二つの意味があります。

①大事を行う前は、些細なことに構わない方がよい。

②大事を行う前に些細なことにも慎重に対処しなければならない。

 

共に真理です。しかし、日頃から後者に対して注意を怠らず、気を配っている人であれば、イザという時に前者の行動をとることができるのでしょう。

 

仕える主人を生涯10人も替えながら、戦国時代から江戸時代を生き抜いた武将である藤原高虎は、「小事が大事に至らないためには、小事を大事だと思って、大事の時と同じような議論と慎重な決断を下すべきである。そうであれば決して後悔しないであろう」

と些細なことについての大事さを説いています。

 

そしてさらには、「小事が大事なことを引き起こすのは、油断の成せる業(わざ)だ」とも指摘しており、小事を軽視することへの警告をしています。

 

指導者のための指針の書として江戸時代末期から現在に至るまで読み継がれている佐藤一斎の随想録『言志四録』は、西郷隆盛の愛読書として知られていますが、その中で、「真に大志有る者は、克(よ)く小物を勧め、真に遠慮有る者は、細事を忽(ゆるが)せにせず」と言っています。

 

大きな「志」と遠くの先まで考えることができる人は、小さな事柄も粗末にしないように勤めに励み、些細なことも見逃さないものだということです。

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今の私に「喝っ!」という言葉が天から稲光の如く突き刺さっている気がしています。

「身の周りの整理をしなさい!」と言いながら、己のデスクは酷いもんです。挙句の果てに自宅の自分の部屋は、人に見せれたもんじゃありません。これは志ある者の姿ではないと反省なのです。まずは、身の回りを正していきます。

 

「この位、大丈夫だろう!」

「まぁ、しょうがないじゃん!」

「そんなことは、大した事じゃない!」

 

これらの言葉は悪魔の如く、自分の心にささやいてくる。これに打ち勝っていかなければならないわけです。やればやるほど大物が現れてくる。「無理すんなよぉ!」って具合である。

 

まずは、小さな行動を継続すること、徹底すること。それが自信となり、確固たる信念に導かれ強さとなっていくのではないだろうか。己の弱さに打ち勝つ秘訣のように思います。

 

「小さなことを粗末にしないこと」。

自分をつくるために意識的になっていかなければと考えています。

 

 

 

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