2016年1月23日(土) 493/1000
<協働の自発性>
皆さんおはようございます。
致知出版社の藤尾社長のお話を聞いて心に響いた言葉がある。
会社には様々な仕事がある。各々のルーティン業務はあるが、突発の仕事や、誰の担当でもないという仕事が日々発生している。しかし誰かがやらなければならない仕事である。その時、進んでその仕事を引き受ける社員が何人いるかで、「会社の強さが決まる」という。
それを「協働の自発性」と藤尾社長はおっしゃった。
この言葉には衝撃でした。自分に関係のない仕事は目を背け、知らんぷりするようでは、仕事が遅れ、会社の信用を落としかねない。そのように自ら進んで動く社員が多くいれば、その組織は強いというのは言うまでもない。
「自ら進んで動く」、その一歩踏み込んでいく姿勢が、その人の人間性を豊かにし、皆から頼りにされ、尊敬され、好かれる人間になっていくのでしょう。とても幸せなことで
はないだろうか。
目を背けるということは、自ら目の前にある幸せを手放しているかもしれません。
誰しも自分の仕事で精一杯である。自分の時間を犠牲にしてまでやる気にならないものであるが、ほんの少しでも自分の時間を相手のために使っていく、そこに踏み込んでいくことが自分を変えていくのではないだろうか。自己犠牲ではなく、自分が動けば、相手もよくなり自分もよくなると考えたいと思っているのです。