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示唆に従う

2017年05月02日

2017年5月2日(火) 958/1000

<示唆に従う>

 

 皆さん、おはようございます。

 

 「努力ゼロの幸福論」大和書房 その9

 著者:小林正観氏

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 私は事故に遭うことも、病気になることも、死ぬことも、お金に関することも、すべて

「宇宙まかせ(神まかせ)」に生きています。「どうぞ好きにしてください」という状態ということです。「流れ」をすべて受け入れるようにしている。

そうやって生きていると、あるところで、ある示唆や暗示的偶然の重なりが必ずあります。その偶然が重なったら、抵抗しない。私はそういう生き方をしてきました。「こうしてみたら」という宇宙的な示唆を感じたら、そのとおりにするのです。

 

たとえば、ある地方に取材にいくとします。知り合いの宿が多いので、すべてに泊まることはできない。決めかねているときに、テレビのニュースで、まさに行こうとしていた地方の宿が出てきたり、たまたまその日にその地方で宿を営んでいる人から電話がかかってきたりすることがある。そういうときには、その宿に予約して泊まるようにしています。すると、「ちょうど良かった。相談があったんです」というようなことがある。

「宇宙まかせ」で生きていると、「待っている」もの、「誘う」ものがあるのです。

宇宙からの示唆を素直に受け、自分の「好き嫌い」という感情や価値基準は二の次にする、これが私の言う「謙虚さ」です。

 

世間の目を気にしたり、人にどう評価されているか、どう思われているかなどを考えることが、私の言う「謙虚さ」ではありません。

偶然なことが複数重なったら、きっとそこには何か宇宙的な意志があるのだと思い、それに従う、流れにのることです。

この話をある講演会でしたとこころ、50代の女性に、「では、正観さんには迷いはないのですか」と質問されました。そこには迷いはありません。「宇宙的意志」が感じられたらそう動く。「引っ張られる」という感覚に似ています。宇宙に自分の運命や運勢をゆだねてしまう。宇宙的流れがどちらを示唆しているかだけを考える。そして、それに従って動く。私は、川の流れにイカダを浮かべているだけなのです。

良寛和尚は、ある人に「災難を避ける方法」をたずねられたとき、こう答えられたそうです。

「災難に遭うときは遠慮なく災難に遭いなさい。病気になるときは遠慮なく病気になりなさい。死ぬときは遠慮なく死になさい。それが災難を避ける最良の方法」

 

災難も、病気も、死も、たぶん宇宙が大きく関わっています。そうであるならば、逆らったり、抗(あらが)ったりすることなく、宇宙や神様にゆだねてしまおう、おまかせしてしまおうというわけです。

 

今の仕事をやめたいとか、夫と別れたいとか、いろいろなことで悩んでいるのだとしたら、よく耳を澄まし、よく目を見開いていると、いくつかの現象が同じ方向を示していることに気づくものです。

素直に受け入れれば受け入れるほど、宇宙はどんどん「示唆」をしてくれるようになります。

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「宇宙」という言葉を使ったりすると、変な宗教にはまっているとか、あいつは危ない方向にいっているとか、という見方をされる場合があります。

日本人は、宗教をいう言葉を聞くと、拒絶反応が出てきます。実は、私たちのまわりは宗教だらけ。初詣に行ったり、初日の出を拝んだり、お墓参り、神棚、仏壇、縁起、など考えればきりがないくらいに目に見えない世界と交信していることに気づくわけです。けれど、戦後教育で日本人の宗教観が大きく変貌してきました。宗教=危険な新興宗教となってしまったわけです。今の日本が衰退しているのは、宗教観がなくなったことであるという考え方もあります。

 

地球は常に動いています。地震が起きるのは、地球の歪みをもとにもどそうとしているから起きるわけで、よく考えると何ら不思議なことではありません。つねに安定した、最適な状態になろうとしているだけです。

そう考えると、人間も自然の一部であるわけだから、常に最適になろとしているんだと思うのです。不自然なことは、自然になろうとする力が働く。だから、それに逆らおうとすると上手くいかない。自然に逆らうから無理が生じるわけです。

ひらめきや直感って、どこから来るのだろうか。また頼まれ事や出会い。何か見えない力が働いて、そこに向かわせようとする示唆を感じたいのです。

そのように考えると、目に見えるものだけが真実であると考える方が無理があると思うわけです。無理がなく自然に、素直に受け入れていくこと。そのようにしていれば、示唆を感じて、それに従って動いていく方が上手くいくように思えています。

 

 

 

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