2017年5月1日(月) 957/1000
<感謝で生きること>
皆さん、おはようございます。
「努力ゼロの幸福論」大和書房 その8
著者:小林正観氏
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よく誤解されるのですが、私は「絶対に努力をしてはいけない」とか「頑張ってはいけない」と言っているわけではありません。必死に努力をして頑張ることで、達成できることや解決できる問題も確かにあると思います。
しかし、自分の努力や頑張りだけではどうしても解決できない問題もある。人生では次から次へと手強(てごわい)い問題が押し寄せる時期もあるでしょう。
そのときは、「自分ひとりでは解決できない」と思い定め、「謙虚」にならざるを得ない。それが、「努力をしない」「頑張らない」「必死にならない」の本来の意味です。
最終的に私たちができるのは「おまかせ」をすることだけ、ということになります。
おまかせをするとは、目に見えない4者「神、仏、聖霊、守護霊」と、目に見える4者「友人、知人、家族、自分の身体」に対していつも笑顔で「ありがとう」と言いながら、
宇宙とまわりのすべてに感謝をささげて生きていくことです。
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苦難の最中は、右往左往してどうしてよいか分からなくなるわけです。自分の力では、どうにもならないものは、どうにもならないわけです。でも時間だけは過ぎ去り、苦難は過去の出来事となって、ちゃんと答えが出てくる。その時、過去を振り返ると、「あの時のあの出来事があったからこそ、今の自分があるんだ」という思いに至るわけです。そして、多くの方々の助言、導き、支えというもの、偶然や奇跡、不思議なことに気づくのです。
僕の場合、霊感なんて力は微塵もありませんが、ただなんとなくですが、守られているような気がするんです。そう思えるのは、過去を振り返ると、苦難に遭いながらもちゃんと回避できて、「今」というこの瞬間を生きていることに感謝できるからなんです。だから、神仏に拝みたくなります。
「感謝で生きる」ということは、目に見えない方々と通じて、導かれていくのかもしれませんね。