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世間よし

2016年01月19日

2016年1月19日(火) 489/1000

<世間よし>

 

皆さんおはようございます。

 

致知2016年2月号

「山田方谷の貫いたもの」より引用

 

吉備国際大学元教授 矢吹邦彦氏

東京海上日動火災保険 名誉顧問 樋口公啓氏

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(樋口氏)

義は思いつきで行えばそれでいいというものではなく、日常的な行動になっていなくてはいけない。常に利よりも義を優先して考える姿勢。そのように義の和が自然に利に繋がっていくような革新こそが、企業にも求められていると思うんです。

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先義後利は、道義を優先させ、利益を後回しにすることである。言葉では簡単であるが、いざ実践となると私欲がでる。たとえその場が先義後利であったとしても肝心要の時に自分を最優先させてしまえば、お客様は敏感に感じ取られ支持を得られことはないだろう。

 

日頃、相手のために尽くすという利他の心で努めていれば、自ずと自然に先義後利の行動になっているのではないだろうか。利益を先にするから企業の不祥事が起きる。廃棄処分の冷凍ビーフカツを横流しした産廃業者、それを不正な食材とわかって購入する業者。お金は恐ろしい魔物である。人間をおかしくしてしまう。

 

近江商人の理念は、「買い手よし、売り手よし、世間よし」である。損をする人は誰もいない。みんなハッピーである。経済は人を幸せにする道具ということを具現化しているのが近江商人。弱肉強食は勝つ者、負ける者がいる。それでは長続きしないと思うわけです。

 

『大学』に書いてある言葉ですが、「利をもって利となさず、義をもって利となす」

孟献子

一人ひとりが正しい行いによって、商売をして適正な利益を得ることはなんら恥ずかしいことではない。そして、それにより得た利益で世の中に貢献できれば、世間よしとなると考えるのです。

 

 

 

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