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2017年04月30日

2017年4月30日(日) 956/1000

<全てを受け入れる>

 

 皆さん、おはようございます。

 

 「努力ゼロの幸福論」大和書房 その7

 著者:小林正観氏

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 思いどおりにならない、それが「苦」。「思い」がなければ、思いどおりにならないという現象は起きない、「苦」は生じないと前項でお話しました。

 

「思い」を持たない。

 

それは、目の前で次々と起きる一般的に不幸だと言われている現象に対しても、「ああ、そうなりましたか」と単なる日常の1ページとして、淡々と受け入れていくことです。

病気や事故、愛する人との別れといった、思いがけず自分の身に起こる出来事を、人生の一部として受け入れていく、「何でこんなことが起こったのだろう」という「思い」を持たない。目の前で起こるすべての現象を、「ああ、そうなりましたか」と受け入れていく、それだけです。家が家事になっても、事故に遭ってケガををしたとしても、「ああ、そうなりましたか」と受け入れる。

「この世に修行にきたわけでなく、ただこの世で起きるいろんな現象を、人間の肉体を借りて味わいにきただけ」

そんな観音様のような世界観を、己の人生観に取り込めばいい。

「私たちは観音様の化身なのだ」、そう思えば人生はぐっとラクになります。 

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人間なので、欲望や執着は捨てきれません。もし捨て切れているとすれば、もはや人間ではなく、神様の領域になっているはずです。それでも、欲望や執着という一般的に悪い意味として捉えるのではなく、希望や自己実現という、よい意味として考えたいわけです。

日常の辛いこと、苦しいことと言われる苦難を淡々と受け入れることは、なかなか難しいことだと思いますが、小林さんの言うように、川の流れのように受け入れていくような意識をもっていたいです。これも訓練である程度は、捨て切れるかもしれませんね。

この世は人間という肉体を使って、楽しみを味わいに来ているというわけですから、あらゆる現象をどのように捉えていくのかで、人生行路が大きく変わっていくのでしょう。

 

4月24日に父が亡くなりました。いろいろなことが走馬灯のように蘇ってきますが、父の肉体が滅びても、その意識体といいますか、魂といいますか、それが僕や多くの人の中に生き続けていくのだと思っています。

「この世はご縁をいだだき、楽しむところ」。そんな言葉を聞いたことがあります。

人のご縁、出来事のご縁。よい事も、悪い事も受け入れて楽しむという、そんな世界観を持っていたいものです。

 

 

 

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