2016年1月11日(月) 481/1000
<リーダーの3タイプ>
皆さんおはようございます。
㈱ヤマネットの山田社長の主催する研修に参加しました。以前、浜松西倫理法人会の講師でお招きした、そう、あの面白い人です。面白いだけじゃありません、山田社長は自らを物流応援団と称し、長年お世話になった物流業界の活性化のため、運送会社で働くリーダーを中心に研修事業を行っている凄い方なんです。そればかりではなく、山田社長の人脈たるやこれが驚きで、卓越した人間力をおもちです。
昨日の学びの一節に、リーダーには3つのタイプがあるというのです。
一つ目は、独裁的リーダー。リーダーはすべてを独裁的に決め、メンバーに対し自分が決めた通りに作業をするよう命令します。ヒトラーやスターリンなどの独裁者と呼ばれる人は、いずれもリーダー自身のカリスマ性を求心力の核として組織を動かす特徴を備えています。しかし、カリスマ性や個人の資質に頼りすぎた組織は、いずれも破壊に向かうことが歴史でも証明されています。
二つ目は、ワンマンリーダー。またトップダウンともいいます。
その言葉どおり、上から下へという意味ですから、部下の意見や無言の声(衆知)を聞いたうえで、トップが方針を決めて決断すること。有事には時間的余裕なく、素早く決断していかなければならないので、トップダウンが必要になります。
三つ目は、コーチングリーダー。またボトムアップともいいます。
一番情報を持っている最前線で仕事をしている部下の思いを引き出し、部下が自ら考え結論を出していき部下が成長していくことを上司として支援することです。ヘルプではなく、サポートであり自立した社員を育てていきます。平時には、このようなリーダーが望ましいのでしょう。
会社は人の集合体。よりよい人間関係がなければ、期待以上の成果を得ることは難しい。現代の複雑で混沌とした社会では、高い人間関係スキルをリーダーは学び習得しなければならないのです。
経営者は会社の最高責任者として、正しく会社の方向づけをしていくこと。限られた人、物、お金を使って最大の力を引き出す仕組みをつくること。そして人と組織を動かしていかなければならないのです。その重要な使命を担っていることを深く認識し、日々、修練に努めていくことが求められています。