2017年4月29日(土) 955/1000
<笑顔でいよう!>
皆さん、おはようございます。
「努力ゼロの幸福論」大和書房 その6
著者:小林正観氏
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いろいろな人から人生相談を受けてきて気づいたことがあります。
自分が今こういう状態で困っていると相談するのは、実は100人に2人ぐらい。つまり相談者の98パーセントが「夫がああだ」「親がああだ」「姑がああだ」「子どもがこうだ」「友人がああだ」、と自分以外の人のことで悩んでいるのです。
わざわざ自分の外側にいる人の悩みや苦しみ、社会的な矛盾などをあちこちからかき集めている。これはある意味パワーが必要なことだと思います。
自分以外の人たちや自分以外の環境を心配した結果、相談にくる人の表情が、まったく笑顔じゃない。いわゆる”心配性”になっています。
私たちができることは、自分以外の人を心配することではなくて、自分自身がまず笑顔になること。その向こうにいる人の悩みは、自分のことではないのだから解決しなくて当たり前なのです。解決できなくて当然。私たちにそんな力はないと思い切ること、ものすごく人生がラクになります。
「夫が暗い。笑顔がない」と悩んでいるあなたが笑顔を実践していればいいのです。相手を背負ってあげなくていいし、頼まれてもいないのだから、そんなことはしなくていい。ただ、笑顔の素敵な人でいれば、結果、まわりにいい影響を与えられるのではないでしょうか。
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小林さんのおっしゃるとおり、言われてみれば至極当たり前なことですよね。自分以外のことで悩んでいるんです。自分のこともコントロールできないのに、相手を変えたりすることなんて到底無理なこと。
もし、今、自分が悩んでいるとすれば、それは自分のことなのか、相手や周りのことなのかを考えて見よう。自分ができることは、「楽しいなあ!」といつも笑顔でいることなんですね。笑顔でいれば、相手も笑顔になれるかもしれません。自分が太陽になれば、相手を照らしてあげられる。そんな気持ちでいたいです。
笑顔って、自分ができる最高のパフォーマンスなんですね。とってもいい気づきをもらったような気がします。小林さん、有難うございました。