2015年12月4日(金) 443/1000
<使命に気づく>
皆さんおはようございます。
致知出版社
致知2015年12月号より引用
「平熱37度が健康な体をつくる」より抜粋 その2
クリニック真健庵院長 吉村尚美氏
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私はこれまで何度も死にかけているところを奇跡的に助けられてきましたので、そういうことに敏感なのかもしれません。
一つは乳がんで、もう一つは、小さい時に事故で首の頸椎(けいつい)を損傷して、言葉も出ない、体も動かせない状態になりました。まだ若いから保存的治療しかないということになって、半年間、じっと安静にして寝ていたんですが、それで奇跡的に治ったんですね。その経験から医者になって人を助けたいと思うようになりました。
そのような経験が他にもあって奇跡的に助けられたということは、いまやっている医療を死ぬまでやりなさいと神様が言っているんだと。これが私の使命なんだと思いましたね。
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「自分の使命は何なのか?」ということは、なかなか分かるものではない。考えることもないだろう。しかし、命を授かり人生を全うするまでの間に自分の役割なんてものはあるはずもないと考えるのは、如何にも浅はかではないだろうか。意識的になって、今、自分がやっていることが使命や役割なのではないかと考えてみてはどうだろうか。そんなことさえもどうでもいいとするならば、生きている実感も生きがいもない人生となってしまう。ただ、生きるだけである。
使命とは、「人生を通して、実現しつづけていきたい価値観」と考えれば生きる目的が明確になって、毎日の努力に意義を感じることが出来るようになる。そして辛い時があっても耐えることができると思うのです。
とてつもない大きな使命はきっと無理、できるわけがない、そんなお金もないという制限をもってしまうと天からのメッセージは受け取ることは出来ないと思うのです。
あるコラムに次のようなことが書かれていました。
天があなたの命を使い、あなたに天の仕事を与えるためには、自分自身がその仕事を受け止めるための土台作りをする必要があるのではないか。
・自分を世の中に役立たせようと思っていること。
・広く読書をし、徳を磨く勉強を続けること
・目の前の仕事に打ち込んで成果を出し続けること。
このコラムに共感をしました。これらを継続して考え実践することで、心の曇りが晴れて人生を通して実現したい使命に気づけると信じたいのです。