2015年12月2日(水) 441/1000
<山ちゃんがゆく>
皆さんおはようございます。
司馬遼太郎が「維新の奇跡」と呼んだ男、坂本竜馬。
土佐の下級武士の次男として生まれながら、飛びぬけた行動力と人間的魅力で維新の主役となり、絶対不可能と思われた「薩長連合」を成し遂げ、大政奉還によって誰も血を流さない革命を夢見た竜馬のさっそうとした生き方を、激動の時代に若い命を燃やした志士たちの群像と、竜馬を愛した女たちの姿をまじえながら描いた「龍馬がゆく」。
昨日、浜松西倫理法人会のルーキー山ちゃんこと山本洋士氏がやってのけた。
山ちゃんの志は、「農業を誰もが憧れや尊敬を抱けるような業種に変える!」というもの。その志に多くの協力者がスタッフとして集まり、来場者は数えきれないほどの盛況となっていた。
当初、この企画をやると断言して心配していたが、それは見事に裏切られ会場は熱気に包まれていたのです。なにより農家さんの溢れんばかりの笑顔があった。
浜名湖ロイヤルホテルには、20を越える農家さんが集まり、直販は勿論、それぞれの農家さんの拘り、生産への熱い念いを農家さんご自身がプレゼンテーションで念いを伝えるのである。不慣れな話であったが、意識がグングンと心に響いてきた。
簡単に口にする野菜や肉、お米であるが、それほどの拘りをもって取り組んでいる姿を目の当たりにして深い尊敬の念を抱いたのです。
その演出をした山ちゃんに心から敬意を表するのです。
「よくやった、山ちゃんよ!」
山本洋士というたった一人の人間に多くの賛同者が集まった。それは、山本洋士の高い人間性と志に引き寄せられ、第一回繋農縁祭(けいのうえんさい)が大盛況のうちに幕を閉じた。
山ちゃんはこれからどこに行くのか。
農家さんに光をあてる。その道はとてつもない長い道となるだろう。しかし山ちゃんには見えているのかもしれない。だから山ちゃんは走り続けている。
「山ちゃんがゆく」、いや 「山ちゃんよゆけ!」