2015年11月30日(月) 439/1000
<幸せの扉>
皆さんおはようございます。
発行:致知出版社
致知12月号より引用
「極限の行に挑む」
比叡山延暦寺円龍院住職 宮本祖豊氏
比叡山延暦寺大乗院住職 光永圓道氏 対談その4
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(光永)
私もお参りに来られる方々に、悩んでいるだけでは物事は前に進みませんよ。失敗してもいいからとにかく行動を起こしましょうと申し上げるんです。仮に失敗したからといって、命に関わることは滅多にないと思うんです。
行というのは文字どおり行うことであって、実践して初めて得るものがある。時には悩むことも必要ですが、動くのをやめた時点で物事も止ってしまいます。だから物事を起こすには最初の一歩がやっぱり大事。行動に起こしたら勝ちですよと申し上げるんです。
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「こんな事をやったら、人に嫌われる!」
「こんな事をやったら、失敗する!」
という具合に、人目を気にして自分らしさを無くし、やる前から預言者のように自分の未来をマイナスで決めてしまう人がいる。結果、何もすることなくその場に立ち止まり、年齢を積み重ねていくことになる。実にもったいないことである。それでは、人生を楽しむことにはならないと思うわけです。
一歩前に進む努力を重ねること。人になんと言われようが良いと思ったことは行動にすることです。何かをやると言うことは、多かれ少なかれ批判の的にさらされるわけです。それはあなたが動いていること、チャレンジしている証です。それが人生を楽しむということにもなると思うのです。
静かに周りを見渡せば、あなたには多くの応援者がいるということに気づきます。
あなたが動けば、周りが動き出します。あなたが動くのを待っています。
動いたその瞬間、「幸せの扉」を開けたようなものです。
そりゃぁ、上手くいかないことが多いですが、それを乗り越えてこそ達成感という喜びがあると思うのです。その時、仲間と抱き合いたくなるほど、心の底から湧き上がる歓喜の涙で溢れるのではないだろうか。
「幸せの扉」を開けよう!
人生を楽しもう!