2015年11月18日(水) 427/1000
<一歩前へ、一歩前へ>
皆さんおはようございます。
致知11月号
「後から来る者たちへのメッセージ」 その12 最終回
日本を美しくする会相談役 鍵山秀三郎氏
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私はもうじき八十二歳になります。しかしこんな年になっても、八十二の今日の自分が最低と考えて、そこから毎日紙一枚分でも成長していきたい。
今日よりも明日、明後日と努力を積み重ねていきたいと考えています。人生においては努力を怠ることなく、最後まで成長し続けることが何よりも尊いことだと私は信じております。
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仕事は尊い、その仕事とどのように向き合っているのかが大事となる。単なる給料を稼ぐためだけの道具ともなれば虚しい。
どんな仕事であっても真剣に向き合い、意義を見つけ、考えて工夫をする。そこに成長という自分が生まれ、自信や誇り、喜びを感じる。
コピー用紙の1枚の厚さは僅かであるが、500枚、1000枚と重ねると大きな厚みになるように、日々の精進が欠かせない。
「成長したい、よくなりたい!」という強い願望が、一歩前へ、一歩前へと押し出していく。その一歩があるからこそ、次の一歩があると考えたい。
勇気をもって、一歩前へ、一歩前へと歩んでいこう。
大丈夫、必ずうまく行く。