2015年11月9日(月) 418/1000
<自己鍛錬>
皆さんおはようございます。
致知11月号
「後から来る者たちへのメッセージ」 その3
日本を美しくする会相談役 鍵山秀三郎氏
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仏教に「忍の徳たること、持戒苦行(じかいくぎょう)も及ぶこと能(あた)わざるところなり」という教えがあります。
持戒苦行というのは、例えば千日回峰行のようなお坊さんの命懸けの厳しい修行のことを言いますが、日々体験するいろいろなことを我慢する、耐えるということは、そうした宗教的な苦行に及ばないくらいに尊い修行であるということです。
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富士研で2泊3日の研修にいったが、今、振り返ると、「よかった!」と言える経験はしたけど、現実の生活の中で活かされているだろうか。
確かに自己意識を変えるきっかけになると思うが、大事なことは日常生活の中の実践で取り入れることである。これがなかなかの高い難易度である。なんせ、自分の行動は、全て自分の意志でコントロールできてしまうからです。
早起き、爽やかさ挨拶、食事作法、掃除、靴揃えなどなど、家の中にいるだけで、プチ修行があります。中には自分でコントロールできない、女房から強制的にやらされるものがありますが、これは、かなりの荒行になりますねぇ(笑)
今日も、朝5時に起き、冷水を浴びて、風呂洗いから始まった。続けることは難しいことですが、習慣となってきた。やらなくてもよいことであるが、自己鍛錬と思って続けています。
自分でさえコントロールできていないのに、人をコントロールするなんてことはできるはずがない。まずは、自分であると思うのです。