2015年11月5日(木) 414/1000
<幸福感と仕事>
皆さんおはようございます。
致知11月より引用
「一国の未来は将の覚悟にあり」 その2
元文部科学大臣 下村博文
台湾元総統 季 登輝
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(季)
ビジョンというのは、組織が発展する方向であり、組織の未来の理想です。リーダーには必ずビジョンを明確に示さなければなりませんが、ビジョンに対してコンセンサスを得ることを忘れてはならないという点を強調しておきたい。
それによって、ビジョンは全員共通のものに転嫁し、一人ひとりが理想の目標に向かって努力するように促す、大きな力を生み出します。そういうビジョンこそが、組織を動かす大きな原動力になるのです。
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入出運送のビジョンは「人の幸せ」である。
その意味は、私達は、人と人との出会いを大切にし、人の幸せを追及していきます。
そして、「あの会社に入りたい!」、また、「入出運送にいてよかった!」と思っていただけるような会社づくりをしていきます。というものです。
このビジョンを達成するために日々の取り組みがあります。思うようにいかないことが多いですが、「入出運送にいてよかった!」という大きなビジョンだからこそ、こんなことで挫けてはいられない思いにもなります。
誰しも幸せを願うわけです。幸福感というのは、働きがいと深く繋がっていると考えるのです。なぜなら、私たちは多くの時間を仕事に費やしているからです。その仕事にやりがいがないとしたら、実に不幸なことです。
働く人と経営理念、ビジョンを共有する機会をもち、一人ひとりに役割を伝えていかなければ、組織の求心力を向上させることができないのではないかと思っています。
しかし、伝えることの難しさをつくづく感じています。一人ひとり価値観が違うように働く目的が違うわけです。働く人が働くことの楽しさや喜びを実感できなければ、経営理念はただのつまらない言葉になってしまいます。
遠い道のりかもしれませんが、一歩一歩、着実に歩んでいきたいと思います。