2017年4月22日(土) 948/1000
<人は変われる>
皆さん、おはようございます。
小さな人生論 ポケット名言集(致知出版社) より引用 その18
著者:藤尾秀昭氏
******************************************************************************************
思えば、これまで『致知』にご登場いただいた人たちは一様に、人生に果敢に挑んでいった、人生の挑戦者であった。そして、それらの人たちに共通して浮かび上がってくる資質がある。 それをひと言で言えば、「前向き」ということである。
「後ろ向き」に挑戦して成功した人はいない。運命の女神はそういう人を根こそぎ押し流してしまう。運命の女神は「前向き」の人のみに微笑むのである。
******************************************************************************************
「失敗したらどうしよう」、「嫌われたらどうしよう」、「嫌なことから逃げたい」という思考は誰にでもあります。でも人によって、その大きさ強さは違います。
よく「前向き」とか「ポジティブ」に生きよう、なんてことをいいます。言葉は簡単ですが、自分の性格を変えることは容易くありません。僕もかつては、超がつくほどネガティブでした。なんでこうなっちゃったのかよく分かりませんが、よい友達に出会えたことがよかったのだと思います。
僕が考える「前向き」、「ポジティブ」なるためには、まずは行動を変えることだと考えています。思考や性格は、簡単に変えることはできませんから、今まで自分がやっていないことを思い切ってやることです。でもここで肝心なことは、あまり大きなことをやらないことです。小さな行動を長い間やり続けることだと思います。
僕の場合は、早寝早起き、起床と同時に水浴びが第一ステップでした。そんなことをやっていると、いつの間にか「前向き」になっているように思えるんです。かっこよく言えば、チャレンジなんです。
次に、プラスの言葉を使うことです。ついつい、「俺には無理だ」、「疲れた」、「やってられん」などなど、キリがないほどマイナス言葉は出てきます。発信した言葉は、自分の脳を深く洗脳して知らぬ間に消極的で、出来ない人間につくりあげていくわけです。そこで、無理矢理にでも「俺なら出来る」、「まだまだ出来る」、「やってみよう」、「ありがとう」、「ツイてる」、こんなプラス言葉を使い始めると、ワクワク感がでてきます。これも習慣なんです。
そんな思考訓練をしていると、いつしか、いままで「出来ない理由」の御託を並べていた自分が「出来るためにどうすればいいんだろう」という出来る理由を探し始めます。まさに人格の変貌となるわけです。
そんなことを継続していると、自分の変化や周りで起きている出来事に気づき始めます。よい出来事、幸運というものは、自転車の加速みたいなもので勢いがついてきて、生きることが楽しくなってきます。だから人は変わることができると思います。
「変わりたい」という意志をもつことであると思うんです。