2015年9月21日(月) 369/1000
<諦めないこと>
皆さんおはようございます。
致知10月号より引用
「ナポレオン・ヒルの教訓」より抜粋
NLP・JAPANラーニング・センター
トレーニングスペシャリスト 足達大和氏
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凡人と成功者を分かつものは一歩踏み出せるかどうかということですね。
凡人でも決断はできるのに、そこで立ちとまってしまう。ところが歴史を振り返ると、エジソンは発明をしたいと思ったから一歩踏み出した。ライト兄弟も飛びたいと思ったから一歩踏み出した。
純粋な心の声に素直に従って迷うことなく一歩踏み出したから、彼らには成功者としての道を歩めたと思います。
ただし一歩踏み出しただけでは不十分で、諦めない限り失敗は存在しないと思えるかどうかですよ。
「失敗や逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」というヒルの言葉がありますが、諦めてしまえばそこでおしまいですよ。
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人が行動していることによいと思うことがある。でも所詮、他人事のように見ている自分がいる。あの人だからできる、私にはできるはずがないと決めつけてしまっているようである。一歩の踏込みどころか、思うだけで行動にでない。なぜだろうか?
電車で席を譲ったり、ゴミを拾ったり、極めて簡単なことでさえ一歩の踏込みができない。自分の信念が弱いのだろう。あんなことをやっても得にならない、利益にならないという自分本位で凝り固まっている。
「大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。それ小を積めば大となる。」二宮尊徳氏の言葉である。
大きな事を成す前には必ず小さな事があり、その小さな事の積み重ねが重要だといっています。
私たちは、小さなことを毎日やり続けることに、その実践の意味に拘ってしまっているのではないだろうか。「これをやれば良い事が起きるんじゃないだろうか!」と既に縛られている。人の生きる道として良いと思ったことはやる。それだけで十分のように思える。
自分がこうと決めたらやる。やり続ける。この精神が強い自分をつくっていくのだろう。
ヒルが言う、「諦めない限り失敗は存在しない」とは、身に染みる言葉である。
まずは、行動すること、やり続けること。その中から工夫が生まれ、実現に近づいていくのでしょう。
反省の毎日なのです。