2015年9月11日(金) 359/365
<コミュニケーションは命 その1>
皆さんおはようございます。
致知9月号より引用
「自分を主語にして生きる」より抜粋 その1
東京大学教授 福島 智氏
「指点学」考案者 福島令子氏
九歳で失明し、十八歳で聴力まで失いながらも、世界で初めて大学教授になった福島氏。
氏は過酷な運命をいかに乗り越えてきたのか。氏を支えて続けてきた母・令子さんとともに語って頂いた。
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(智氏)
コミュニケーションというのは私たちの命を輝かせる上ですごく大きな意味があることを実感しました。
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目も見えない、耳も聞こえない。私たちのとっては絶望と思えてしまう。そんな孤独感の中から、人と人との「コミュニケーションは命」であるという福島氏の言葉は心に響く。
1979年ノーベル平和賞を受賞されたマザーテレサ氏の名言
「愛の反対は憎しみではなく、無関心です。世界で一番恐ろしい病気は、孤独です。」
私たちが楽しそうにしている時に、周囲にひとりぼっちの人はいないだろうか。
そういう人に目を向けているだろうか。
人はひとりでは生きちゃいけない。当たり前のことだ。
励まし、励まされ、互いを分かち合い、エールを送る。そして喜びになり生きている実感が湧いてくる。
コミュニケーションとは、人と人との意思の疎通であり、心と心の通い合いである。
まさに福島氏のいう「命」そのものであるのだとわかる。