2015年9月2日(水) 350/365
<自分の強みを知る>
皆さんおはようございます。
致知8月号より引用
「松下幸之助が目指したもの」より抜粋 対談 その12
志ネットワーク青年塾代表 上甲 晃氏
PHP研究所客員(元専務) 岩井 虔氏
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(岩井氏)
「経営者タルモノハ誰ヨリモ最モ会社経営ニ熱意ヲ持チ常ニ理想ヲ打樹(うちたて)テ其ノ実現ノタメ強力ナル指導精神ノ発揚ニ務メラレキコト」
ここに示されている指導者の条件は、一つにはしかるべき理想を掲げ明確なビジョンを示すこと、二つには熱心さ、もう一つが指導精神、つまり人を導いて巻き込んでいく力です。
リーダーの条件は、この三つに言いつくされているのではないかと思います。
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リーダーとは責任である。
未来に向けての方向を示すこと。明確なビジョンと共に、何をやって、何をやめるのか決断することであると学んだ。今のやり方はいつまでも通用するはずがない。お客様の求めるものも変わってくる。先を予測して変化していかなければ、社会から受け入れて頂けない。しかし、口で言うほど簡単なことではない。
「絶対に実現したい」という強い意志、信念がなければリーダーは務まらない。単なる名誉、金銭目当てであれば社会からすれば極めて迷惑な話であり、いつか追放されるだろう。
リーダーの重要な役割しては、人を動かし組織を動かすことがある。それには上に立つものとしての心得、心理学を学ぶこと、何より「この人についていこう!」という尊敬される人間にならなければ、組織の最大限の力を発揮されない。
部長、課長、係長、班長、どのような立場であれリーダーである。その組織の責任者である。リーダーはその役割を自覚し、自分というものを力の限り組織に活かすことである。そのためには、リーダーは学ばなければならない。
リーダーになる人は魅力があるから選ばれたのであり、また、自分が選択したのである。ならばそれを全うする努力をすることが自分を活かすことであり責任である。
自分の強みを知り、自分を活かすことができればそれは喜びに変わると思うのです。