2015年8月10日(月) 327/365
<設立60周年記念式典 その2>
皆さんおはようございます。
設立60周年記念式典にて私の挨拶文です。
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本日は、お休みの所、またお忙しいなか、入出運送60周年記念式典にご列席賜り心より御礼申し上げます。
ご来賓の皆様には、地元、浜松市、湖西市をはじめとして、北海道、東京、千葉、愛知、福井、新潟、京都、大阪、兵庫、岡山、福岡と全国から遠路お越しくださり、本当に有難うございます。
このように多くのご来賓の皆様に囲まれ60周年記念式典を執り行えることは、この上ない幸せでございます。心より感謝申し上げます。
おかげさまを持ちまして入出運送は設立60周年を迎えることができました。
これもひとえにお客様をはじめとして、地域の皆様、お取引先各位、ご協力会社の方々、株主様のご支援、そして諸先輩方の努力の賜物と深く感謝しております。
なにより、入出運送で働く従業員の皆様には、日頃の努力、忍耐、そして働く仲間を思いやる和の力に謹んで敬意を表すると共に、心から感謝申し上げます。
昭和30年に、本日ご列席を頂いております浮海徳七様によって設立され、二代目社長、鈴木喜徳、そして三代目の私に受け継がれました。60年という月日は長いものです。諸先輩方の並々ならぬご努力があったからこそ、本日を迎えられたということを忘れてはならないと思っております。
その時代時代に於いての、お客様への信用・信頼を頂くためのたゆまぬ努力、
そして苦難を乗り越える忍耐力は、入出運送のDNAに深く刻まれ今日まで歩んで参りました。
60周年を迎えるにあたり、会社史を作成してまいりましたが、創業当時の頃、高度経済成長と共に栄えた時代、また、リーマンショック、東日本大震災という未曾有の経済危機の直面など、よい事、悪い事を含め、60年を振り返ると万感胸に迫るものがございます。幾多の苦難を乗り越えてこれたのは、働く従業員の耐え忍ぶ力と、和の力であり、まさに会社は人で決まるものと実感いたしております。
私の使命は、当社で働く人に「入出運送で働けてよかった!」と心から言って頂けることです。従業員の皆さんが働く幸せを感じてもらうことに、私の存在価値があると思っています。
そのためには、一人ひとりの成長が欠かせません。
先ほど全社社内木鶏会キックオフの運びとなりました。この活動も成長の一環と位置づけています。
「従業員の皆さん!」、
ここで想像してみてください。
「勉強が嫌だから運ちゃんやリフトマンをやってんだよ!」、そんな言葉を聞いたら、
あなたのご両親やお子さん達はどのように思うでしょうか。
私は、従業員の皆さんに、社内木鶏会を通じて本を読む力、感想を書く文章力、
感想を発表する発信力をつけて、同業他社の従業員さんには絶対に負けない高い人間性を身に付け、今より、もっと自分の家族や友人から尊敬される人間になって欲しいのです。そして、苦手意識を持っている従業員さんほど「私にもできる!」と自信を持って欲しいと心から願っています。
そして、
私は仕事を通じて、どんな人も成長できる仕組みをつくりたいと思っています。
私は、同じ志をもった仲間と、誇りを持って仕事をしたいと思っています。
成長のプロセスを楽しみながら、強い組織を築き、
「従業員の成長こそ、会社の未来を築く礎」と信じ実践して参ります。
この60周年は次の70年、80年、そして100年に向けて、更に力強く発展していくための出発点として位置付け、皆で成長していきます。
引き続き、皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、本日ご列席の皆様方の益々のご健勝と、
来賓の皆様方のご社業の益々のご発展を祈念申し上げ、私の挨拶と代えさせて頂きます。