2015年8月3日(月) 320/365
<理想のリーダー>
皆さんおはようございます。
致知8月号
「我が人生、我が経営」より抜粋 その7
アサヒビール社長 小路明善氏
五苑マルシングループ社長 川辺 清氏
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(川辺)
そのためには、やはり情熱ですよね。拳を高く上げる人になれと僕は言っています。
拳を高く上げる人は勝つけれども、下げるのは幽霊だけでしょうね(笑)
拳を上げさせるのは情熱しかない。情熱を持って俺についてこいと言う現場のリーダーには社員もついて行きたくなるし、そういう社員を見ている社長の僕も元気がでます。
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組織はリーダーで決まる、会社は社長で決まると聞きます。
45歳くらいの時まで、社長になるのが嫌で恐ろしくでビビッてました。
「俺なんかできない、無理」という消極思考です。
ある日、一晩で社長をやろう。「俺でもできるかも!」と思えたんです。
「自分が出来ないことがいっぱい、だから恐ろしいと思うんだ!」ということに気づいたわけです。自分にできないことを出来る人にやってもらえばいい。考え方を変えたことで世界観が変わった瞬間でした。そして、社長になりました。
社長は人を動かすことが大事な仕事の一つです。でも人はそう簡単に動くものでもない。「自分はこうしたいんだ!」という熱き思いが言葉となり、行動となる。
そして背中を見せること、まさに先頭に立つことがリーダーの第一条件だろう。
リーダーとは責任である。だから強い信念がいる、心から湧き上がる情熱がいる。
理想のリーダーとは、そのような人ではなかろうか。
そんなリーダーに少しでも近づけるように精進していきます。