2015年8月2日(日) 319/365
<もっと広く、もっと深く、もっと大きく>
皆さんおはようございます。
致知8月号
「我が人生、我が経営」より抜粋 その6
アサヒビール社長 小路明善氏
五苑マルシングループ社長 川辺 清氏
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(小路)
「自分の荷物がどんなに重たくても、日暮れまでなら、だれでも運ぶことができる。自分の仕事がどんなにつらくても、一日なら、だれでもできる。太陽が没するまでなら、だれでも快活に、辛抱強く、親切に、貞淑(ていしゅく)に生きられる。
そして、これこそが人生の秘訣(ひけつ)そのものだ」
これは端的に言うと、努力ということですね。やっぱり懸命に壁を乗り越えようとしていればこそ、こういう言葉もグッと響くんでしょうね。
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誰も見ていなくても影日向なく、コツコツと努力をすること。そんな努力の積み重ねが力強い自分を形成していく。分かっているけれど継続ほど難しものはない。
どんな人も努力していると思っている。「俺は努力していないぞ!」、なんて人はいないだろう。では、努力のバロメーターはなんだろうか。
「小さな行動の積み重ね」だと考えるのです。
よいと思った小さな行動はなんでもよいのです。続けることで、その意義に気づき、行動の幅が広がっていきます。
「今日はやめちゃえ!」
「この位はいいじゃないか!」
止めさせようとする悪い自分との戦いなのです。
それを乗り越えてきた者だけが味わえる感覚というものがある。
「継続は力なり」とはよく言ったものである。
もっと広く、もっと深く、もっと大きく。
人間として広い視野をもって、思慮深く、器の大きい、そんな人間になりたいのです。
それには、「小さな行動の積み重ね」だと考えるのです。