2015年7月23日(木) 309/365
<有難いこと>
皆さんおはようございます。
致知7月号
「人生を照らす言葉」より抜粋 その2
国際コミュニオン学会 名誉会長 鈴木秀子氏
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私たちの幸せは他人から与えられるものではなく、自らつくり出していくものです。その時、どうしても見落としがちなのが当たり前のことに感謝の気持ちを持つことです。
私たちが日常生活で抱く激しい感情や深い悲しみ、爆発寸前の怒りは、海に例えれば大きな波のようなものです。
波が強烈なだけに、水面下に隠れている穏やかな喜びや静かな感動、小さな幸せは気づかないままに見過ごされてしまうことが多いです。
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毎日、三食食べることができる。家族の憩いがある。仕事があり生活の糧を得ることができる。至極当たり前の毎日である。当たり前になっているからこそ、有難さの気持ちを忘れてしまった。だから「有難い」とは有ることが難しいと書くそうである。
感謝、感謝というが、本当に感謝をしているだろうか。口先だけではないだろうか。
当たり前を手に入れているにもかかわらず、さらに「もっと欲しい」と欲張っている。
欲張れば欲張るほど、当たり前であることに気づかず失った時の反動は大きい。
なぜ、悩むのか、なぜ苦しいのだろうか。
それは当たり前を失った時に悩み、苦しくなる。
でも私達は、それを「ぐっと」堪えて、明るく、元気に、前向きに生きているのです。
毎日が有難いなぁ。
今日も一日が始まり、きっと終わる。そして明日がくる。
一日が感謝で始まり、感謝で終わる。
当たり前とは、有難いことである。
当たり前とは、感謝である。
それを感じることできれば、この先の人生が幸運へ導かれると思うのです。