2015年7月20日(月) 306/365
<恐れず前を向くこと>
皆さんおはようございます。
致知7月号
「『断行熟慮』―実践の中から新しい知恵が生まれる」より抜粋 その3
作家 三戸岡道夫氏
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人生の先輩として一つの言葉を贈りたい。
それは、「断行熟慮(だんこうじゅくりょ)」。
本来は、「熟慮断行」(よくよく考えた上で、思い切って実行すること)という四字熟語だが、私は二十代の十年間を生きていく上では、よく考えて行動するよりも、まずは行動することが大事だと自戒して、やってきた。
頭で考えているだけでは何も実現しない。とにかく一歩を踏む出すことで、考えていただけでは思いつかなかったアイデアが生まれてくるのだ。実践を繰りかえす中から、また新しい知恵が創造されることを忘れないでいただきたいと思う。
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二宮金次郎さんのおっしゃる「積少為大」という言葉を思い出します。
立派な考え方よりも、一つひとつの小さな行動の積み重ねこそが大事であり、小さな事を積み上げてこそ、大きなことを成しとげることができるという意味である。
言葉だけでは何も変わらない。実践こそ変わることができる。たとえ失敗したとしても、この方法は間違っているという答えがでたと考えれば、前に進んで行ける。要は考え方である。
失敗を恐れるより、実践しない自分の勇気のなさを恐れた方がいいと思うわけです。
いつも実践に躊躇する自分がいます。そんな時は、「エイ!」と思い切って動くしかないのです。
恐れず前を向いて進んでいこう!